【物撮りの裏側】真夏に冬を創る。南魚沼「やまと食品」冬ギフトの撮影・ディレクション
南魚沼市で長年愛されている「株式会社やまと食品」さま。冬の贈り物シーズンに向けた折込チラシの撮影、およびディレクションを担当させていただきました。
新潟の冬、そしてお正月の食卓に欠かせない「お餅」や「笹だんご」。その魅力を全国へ届けるため、地元のデザイナー「あかねデザイン」さんとタッグを組んだプロジェクトです。
灼熱のスタジオで「冬の情緒」を創り出す


撮影が行われたのは、まだ日差しが厳しい真夏の真っ只中。冷房をフル稼働させながらも、ファインダーの中に作り出すのは「温かな冬の風景」です。
今回のハイライトは、なんといっても七輪でお餅を焼くシーン。 最近では珍しくなった炭火を実際に起こし、じっくりと網の上でお餅と向き合いました。パチパチとはぜる音、炭の熱。じわじわと表面がキツネ色に色づき、ぷくーっと力強く膨らむ瞬間を逃さずシャッターを切ります。
本物の火を使ったからこそ、お餅の香ばしい質感や、芯から温まるような空気感を写真に閉じ込めることができました。こうした「ライブ感」のある演出が、紙面を通じた説得力へと繋がります。
素材が語る、南魚沼の「本物」


やまと食品様のラインナップは、どれも地域の誇りを感じるものばかりです。
- 黄金もち: 魚沼産こがねもち100%の力強いコシと粘り。
- 生かきもち: 豆、よもぎ、ごま、のりが織りなす彩りの美しさ。
- 笹だんご: 笹の葉の香りが立ち上がる、手作りの温かみ。
- 野沢菜漬け: 雪国には欠かせない、瑞々しくシャキッとした食感。
ギフトセットの撮影では、箱を開けた瞬間に「美味しそう!」と声が漏れるような配置を追求しました。贈る人の真心が、そのまま受け取る人に伝わるような「顔の見える」ディレクションを心がけています。
あなたの商品の「一番美味しい瞬間」を追求します


魅力的な商品に、撮影とディレクションという光を当てる。クライアント様と共に、その商品の価値を再定義し、言葉以上に魅力を語るビジュアルを創り上げることが私の役割です。
完成したチラシには、「ふるさとからの便り、待っている人がいます」という言葉が添えられました。その言葉通り、郷愁を誘う南魚沼の味が、写真を通じて多くの食卓へ届くことを願っています。
撮影後に試食させていただいたお餅の、濃厚な甘みと力強い粘り。あの感動を、今度は写真を通じて皆様の顧客へと繋いでいく。そんなパートナーシップを大切にしています。
商品が持つストーリーを可視化し、受け取る方の心に届くクリエイティブをお求めの際は、ぜひお気軽にご相談ください。