南魚沼『qute(クテ)』まったく重力に勝てないシフォンケーキを撮影してみた
南魚沼市大桑原にOPENしたばかりの『qute(クテ)』という米粉を使ったシフォンケーキのお店に取材に伺いました。
開店前の10時に伺ったのですが、10時半のOPENを待っているお客さんがいて、びっくり!!
そんなこともあって慌てて取材スタート。
20分くらいお話を聞いて、5分で写真を撮り、残りの5分で商品を買い求め退店!!
こんなに慌ただしい取材は初めてでしたね。
長い時は2時間も居座ることがあるので。笑
事務所に帰ってきてすぐに買ってきたシフォンケーキの撮影にとりかかりました。
ストックしている青いお皿に置いてみるといい感じ。
ちなみにこちらは紅茶のシフォンケーキにキャラメールソースとバナナを合わせた「紅茶キャラメルバナナ」。
箱から出す時にケーキを持ち上げたのですが、やばいくらいのホワホワ感。
毛足の長い小動物を手に取ったときのような感覚に襲われました。
わかります??
あのホワホワのなかにしっとりとした水分感がある感じね。
生命には水が欠かせませんので。
無機質なホワホワではなくて、あくまでも小動物のかもしだすしっとりとしたホワホワ感。
このホワホワ感を写真で表現したい! ということでとりかかりました。
マクロレンズを使い、かなり寄ってみました。
これでもかなりしっとりとしたケーキの生地感は伝わるかと思われます。
ちなみにケーキに刺さっているのはスポイトに入ったキャラメルソース。
いただく直前にこちらをかけていただきます。
このちょっと欠けてる感じも手作り感があっていいですよね。
この真横の感じもいい。
帆を張って海原を行く帆船のようにも見えます。
縦からの正面カット。
手前の記事が焼けてる部分の質感とか色味がなんともいい感じ。
逆から見るとまたフワッとした感じが伝わりますね。
で、手前で見切れているお皿のフチが邪魔だなぁということで思い切って木製のプレートに交換してみました。
スッキリしていい感じ。
プレートとケーキとが同色すぎるので、もう少し暗くて濃い色の方がよかったかな。
フチがなくなったので、全体が見えるようになりました。
このちょっと右に傾いてるのがフワフワ感を演出してますよね。
こっち(傾いてない方)から見ると船なのですが……
反対(傾いている方)からみると、なんともいい感じにひしゃげています。
向かって左側がスポイトの重さ(重力)に負けて沈んでいるのがホワッホワな見た目を際立たせている要因。
このアンバランスなフィーリングがケーキの特徴を雄弁に語ってくれました。
最後にスポイトに入っているキャラメルソースをかけてみました。
こちらお店のこだわりで、生クリームやソースにツヤを出す「ナパージュ」を使っていないとのこと。
確かに、あの一般的なケーキ屋さんでみるようなツヤツヤとした輝きがありません。
とはいえ折角のソースをテカらせないわけにはいきません。
ライトの位置や角度を変えてみました。
すると、いい感じにキャラメールソースにテカリ感が出ました。
どうですかね。
フワッとしながらもしっとりとしたシフォン生地の質感と、ソースのツヤツヤ感を引き出すことができました。
もちろん最後はスタッフ(私)が美味しくいただきました。笑
正直言って、めちゃくちゃ美味かったですね。
さっぱりとした生クリームと、ねっとりとしたバナナの甘味が最高で最強!!
くわしい味の感想は取材記事をお楽しみに。
南魚沼『qute(クテ)』まったく重力に勝てないフォンケーキを撮影してみた まとめ
今回は米粉を使ったシフォンケーキを撮影。
とにかくケーキのもつフワフワ感をどうやったら直感的に伝えることができるか……を考えました。
被写体をさまざまな角度から見つめ観察していると、聞こえてくるんですよね。
「そうだよ、、ここだよ、、、この角度だよ」
って。笑笑
その角度を見つけたら、あとはライティングでどう演出していくか……
料理でいうと調理法が決まってあとはどう味付けするみたいな感じですかね。
ひさしぶりにケーキを撮影したのですが、やっぱり楽しいですね!!
スイーツは定期的に撮影していこうと心に決めました。
撮影終わったら食べれるしね!!
qute店舗情報
Open10:30〜15:00
⚠︎なくなり次第close⚠︎
Instagram:https://www.instagram.com/qute_okomenookasi/?hl=ja