【スマホカメラで広がる表現の世界】第4回テーブルフォトワークショップin上町コテジ

スマートフォンを使った写真表現の楽しさと、自分の想い写真で伝えるためのコツを学ぶ「スマートフォンで愉しむテーブルフォトワークショップ」。今回で第4回目の開催となりました。
本記事では、当日の様子や参加者の声をまじえながら、ワークショップの内容をご紹介します。
上町コテジの光と空気が“いい写真”を引き出す

今回の会場は、南魚沼市坂戸にある「上町コテジ」さん。木の温もりと自然光に包まれたカフェ空間は、スマホでの撮影にぴったりのロケーションです。そんな素敵な空間をお借りし、参加者5名の少人数制で、写真にじっくりと向き合う時間をつくりました。
ワークショップの冒頭テーマは「あなたにとって、いい写真とは?」
まずは
・撮る目的を明確にする
・ヒカリを見る
・主役と背景を意識する
という3つの要素を軸に、参加者一人ひとりが“自分にとってのいい写真”を考えるところからスタートしました。
最初のミニワークでは、自分が魅せたい主役を観察し、その主役をどう引き立てるかを考える「観察タイム」を実施。スマホひとつで写真を「整える」スキルを学びながら、それぞれが撮影と編集に熱中していく様子がとても印象的でした。
実践で学ぶ、スマホカメラだからこその撮影術

観察タイムのあとは、いよいよ実践撮影へ。
参加者はスマホカメラを手に、各自が選んだ上町コテジさんのメニューを被写体に撮影にチャレンジ。自然光が差し込む店内のテーブルを舞台に、撮影ポジションやアングル、背景の選び方などを工夫しながらシャッターを切っていきます。
「どこから撮ると伝わるか?」
「余白は? 背景は? ヒカリは?」
そんな問いを繰り返しながら、“撮りながら学ぶ”濃密な2時間が進んでいきました。
撮影後は、スマホを使っての編集セッションへ。
- 明るさ(露出)
- 彩度(自然な色味)
- トリミング(構図の整理)
といった基本的な調整ポイントを一緒に確認しながら、写真を「盛る」のではなく「整える」ことで伝わり方が変わることを実感していただきました。
スマホだからこそ気軽にトライできる表現の幅に、参加者の皆さんからは驚きと発見の声が上がっていました。
急きょ追加した人物撮影セッションも大好評

今回、少し時間が余ったこともあり、急きょ参加者の方にモデルをお願いして「人物撮影」のプチセッションを追加開催しました。
このセッションでは、
- 人物は正面から撮らず、斜めの角度や動きのある瞬間を狙うこと
- 自然な笑顔を引き出したいときは、まず撮る側が笑顔になること といった“自然な人の表情を撮るためのちょっとしたコツ”をお伝えしました。
実際にモデルになっていただいた方も、カメラを向ける方もリラックスした雰囲気で撮影が進み、和やかで楽しい空気の中、撮ることそのものを楽しむ時間となりました。
「人物撮影って難しそうだと思っていたけど、コツを知るだけで表情の引き出し方が変わるんですね」といった感想もあり、参加者の皆さんにとっても新鮮な体験となったようです。
写真がもっと楽しくなる時間を、これからも

「写真がうまくなれば、人生が豊かになる」
これは、ワークショップの最後にお伝えしている大切な言葉です。
今回の参加者アンケートでは、ありがたいことに全員が満点評価。撮った写真をその場でシェアしたり、感想を伝え合ったりするなかで、自然と笑顔と会話が生まれていきました。
実際にいただいた感想のひとつには、
あっという間の2時間でした✨ 撮りたい‼️って思っていたモノの撮り方なども教えて頂いたり、 知らなかった機能を教えて貰ったり。めっちゃ楽しかったです✨ありがとうございました😊
という声もあり、楽しさと学びの両方を感じていただけたことが伝わってきます。
少人数だからこそ育まれる安心感と、それぞれの視点が交差することで得られる気づき。このワークショップを通じて、写真をもっと好きになる人が増えてくれたら、主催者として本当に嬉しく思います。
第5回の開催も現在調整中。気になる方は、ぜひ次回のご案内をお楽しみに!
ジンボラボのInstagramをフォローください
