SNSから発信するのは「お店」ではなく「あなた」な理由をわかりやすく
日本のトップ、世界のトップのマーケティング手法を理解することで「顔出し」へのハードルを下げ、発信力を強化してほしい
まだSNSでの顔出しを躊躇している、そこのあなたに朗報です。
この記事を読んでいただければ「なぜ……いままでやらなかったのか」と後悔し、3秒後には顔出しできるようになっちゃうことをお約束いたします。
その前にひとつ、あなたの商売のライバルって誰ですか?
ちょっと頭に思い浮かべてもらいのですが……
思いつきましたか?
それを踏まえて読んでくださいね。
例えばAmazonが最大のライバルだったとしましょう。
Amazonと聞いただけで震え上がってしまいそうですが、はっきり言って楽勝です。
なぜか……。
「Amazon」とい聞いて思い出す「顔」って??
こちらの見慣れたロゴが思い浮かぶかもしれませんが、Amazonと聞いて誰かのことは思い浮かびませんよね。
ここがAmazonの弱点。
あまりにも大きな企業なので、そこで働いている人はもちろん、社長の顔だって知っている人はほとんどいませんよね。
(ジェフ・ベゾスからアンディー・ジャシーに変わってた!!)
逆に「ジャパネットたかた」と聞いて思い出す顔ってありますよね?
あの甲高い声に特徴があるダンディな高田元社長のお顔。
もはやジャパネットたかたのトレードマークと言っても過言ではありませんよね。
これがめっちゃ大事!!
ひとまず騙されたと思って「たかたワールド」をご堪能ください。
めちゃくちゃマーケティングの勉強になります。
人がもつパワー
ありがたいことに、ほとんどの商品やサービスの質が均一化された現代。
家電量販店に行って冷蔵庫や洗濯機を選ぶ際に、冷蔵庫なら「食品を冷やす」、洗濯機なら「衣類を洗う」という最低限の機能はすべての製品が備えています。
この状態から自分のほしい商品を選ぶことは非常に難しい。
あなたも一度は経験したことがあると思います。
いろんなメーカーのいろんなカタログを見れば見るほど、どの商品にしていいのかわからなくなってしまう……。
そこに風穴を開けたのがジャパネットたかたの高田社長!!!
あの甲高い声でわかりやすく商品を紹介されたら、いつのまにか電話を握り締め商品を注文してしまうわけです。
社長のなんとも人が良さそうな雰囲気も後押しして、知らない人はいない最強の通販番組に。
SNSからの発信も、まず目に留めてもらう必要があります。
人間の脳みその特徴として、人の顔があるとついつい見ちゃうんですよね。
コンビニの本売り場を想像してほしいのですが、パッと見て目につくのって人の顔がドン!と載ってる雑誌ではないでしょうか。
まず存在をアピールして目に留めてもらい、実際に手に取ってもらい、中身が見れたら中身を確認して買ってもらう……という流れ。
SNSもまったく同じ。
まずは注意を引き目に留め、それから発信の内容を確認してもらい、そのあとのアクションに繋がっていく。
また「顔」を出すことで安心感が生まれますよね。
大切なお金を払って購入するわけですから、できるだけ素性がわかる人から買いたいと思うのが人心。
顔がわからない人から買うより、顔が見える人から買いたいと思いますよね。
これが「顔」がもつパワー。
もうちょっと言うと「人」がもつパワーということになります。
企業規模が大き過ぎるAmazonには到底できないマーケティング手法です。
まとめ
ここまで読んでいただければ「SNSで発信するのはお店じゃなくて、あなたの顔」ということがわかっていただけたかと思います。
商品で差別化をはかるのはもちろん、プラス人の顔がみえるマーケティングが重要。
もしあなたのライバルがAmazonだったら、相手がやっていないこと、あるいはできないことをやるべき。
と、思ったらライバルも動き出してますよ!!
「顔」を「人」しっかりと出してきました。
これでもうわかりましたよね。
あの世界的超絶ビッグ企業Amazonですら「顔」を使った発信をはじめたのです。
地方の小さなお店を経営しているあなたが顔を出さなくてどうするんですか?
これはもはやAmazonからの挑戦状です!!
さぁ!Amazonに負けないように顔を……人を出していきましょう。