なぜ飲食店のメニューに写真が必要なのか?たったひとつの絶対的理由
メニューの内容を言葉だけで伝えるには限界があるとは思いませんか?
例えばラーメン屋さん。
- ラーメン
- 味噌ラーメン
- 塩ラーメン
であれば大抵イメージは付きますが……
- 台湾ラーメン
- ゆず塩豚トロラーメン
- パイタンラーメン
と、文字だけで書いてあってもちょっとイメージしづらいですよね。イメージしづらいということは注文されづらいということでもあります。
あなたが全身全霊をかけて一からつくりあげた自信満々のメニューも、注文してもらい食べてもらえなければ何の意味もありません。かけた労力や材料費がすべて無駄になってしまいます。
それだけは避けたいですよね。
結論から言うと「メニュー表には必ず写真を入れましょう!!」ただただこれだけです。写真があればどんなメニューかイメージできるので、お客さんは迷わず注文することができます。
これであなたの苦労は報われ、お客さんも美味しいラーメンが食べれるわけですから一石二鳥、WINWINが無事成立!
この正の流れをつくりたいですよね。
ということで、具体例を見ながらもう少し掘り下げていきましょう。
食べたくないものを除外する意味でのメニュー
たとえばあなたのお店の人気メニューを思い浮かべてみてください。そのメニューを言葉だけで説明できますか?? お客さんに興味をもってもらい、注文してもらえるように説明できなきゃダメですからね〜。
当店人気No.1のアジフライ定食。使用するアジは国産のものと決めています。獲れたて新鮮なアジを手早くさばき、しっかりと下味を付け、たっぷりのパン粉でサクっと揚げるのが当店流。ご飯は新潟県産のコシヒカリ。添えられたマカロニサラダもマヨネーズからこだわってつくる人気メニューのひとつで、味噌汁の味噌も、お口直しのお新香もこだわりの自家製です。
こんな感じでしょうか。
悪くはないですけど、長いし……お腹が減っている人が最後まで読んでくれるとは限りません。
そんな時に写真があったらどうでしょう。
説明する手間も省けますし、何より一瞬でメニューの内容を伝えられます。これはお店側だけのメリットではありません。
お客は美味しいものを食べたいのはもちろんですが、それ以上に「ハズレを引きたくない」という思いが強いもの。ハズレというのは決してマズいという意味ではなく「そのときの気分ではないもの」という意味です。
人はみな、ラーメンが食べたいからラーメン屋に行きます。だからラーメン以外のものを頼まないように、メニューをみて注文するのです。食べたいものを選ぶというよりは「気分でないものを除外する」という意味合いも多いにありますよね。
口(くち)がラーメンになってるときってあるじゃないですか??
「カツ丼ラーメン」という、カツ丼なのかラーメンなのかわからない謎のメニューを見つけたとしても頼みませんよね。だってラーメンが食べたいのだから(気にはなるだろうけど)。気分じゃないってことですね。
写真の情報量は文字の7倍!
文字情報(文字だけのメニュー)だけでは伝わらない細かいニュアンスを代わりに写真に語ってもらえば、店側にも客側にもメリットしかありません。
ちなみに画像(写真)情報は文字情報の7倍の情報量があると言われています。文字だけで7回説明するより、メニュー写真を一枚見せれば一瞬で伝わりさらに注文してもらいやすくなるということですね。
まさに論より証拠、百聞は一見にしかず。
これを見てお腹がグーっと鳴ればこっちのものですよね。
もちろん文字(文章)の情報も必要ですよ。でも、毎回毎回説明するのは大変過ぎますよね。であれば、こんな感じでいい感じに写真と文字情報をミックスさせるとわかりやすい。
プラスアルファの情報についてはスタッフさんからお伝えしてもらえばいましょう。
以上を踏まえ、あなたのお店のメニューをもう一度眺めてみてください。
- 文字情報ばかりになっていませんか?
- ちゃんと入れるべきところに写真が入ってますか?
- お客さんが迷ってしまうようなつくりになっていませんか?
はじめてお店を訪れたお客さんの気持ちになって見直してみましょう。また、友人や知人からも忌憚なき意見をもらうのもおすすめです。外野からのアドバイスは時に残酷で時に温かい……はず。笑
SNSに投稿する写真はスマホで撮影したものでも問題ないですが、メニューで使う写真はでちゃんとしたカメラで撮影したものが好ましいです。やっぱり映りがちがいますし、印刷して大きく引き伸ばすのであればなおさら。
ジンボラボでもメニュー撮影を承っておりますので、ぜひご相談ください。