飲食店のLINE公式アカウントの作り方【あいさつメッセージの設定時に入れるべき7つの項目】例文あり
あなたのお店はLINE公式アカウントを有効活用しているでしょうか??
えっLINE公式!? 何ですかそれ?? という方はまず顔を洗って出直してください。笑
いまやLINE公式は飲食店や美容室、接骨院に整体院などなど、個人でビジネスを展開されている方にとってはなくてはならないツールになってきています。
とっても簡単に、しかも無料で始められますので、この機会にぜひ始めてみませんか。
今回はアカウントに登録してくれた際に最初に届く「あいさつメッセージ」の設定方法についてお伝えします。
ひな鳥が最初に見た動くものを親だと思うように、最初に届くメッセージはめちゃくちゃ重要!!
下手すると即ブロック……なんてことも考えられます。
末永く愛してもらうためには、それなりの工夫が必要です。
どんな文章にしたらいいのか、ひとつずつ例を見ながら進めていきましょう。
①感謝の言葉
①このたびはご登録ありがとうございました。
②当店のLINE公式アカウントをフォローしていただき、ありがとうございます。
③数あるLINE公式アカウントから選んでいただき感謝申し上げます。
まずは何はともあれ登録してくれた奇跡に感謝。
長文である必要はないので、端的に感謝の気持ちを伝えましょう。
②自己紹介
①広告代理店 ジンボラボ 神保貴雄です
②立ち呑み居酒屋「はなまる」の店長です
③洋食レストラン「ボナペティ」の高橋です
次に「どこの誰だか」を簡潔に明記しましょう。なかには知り合いや友人もいるとは思いますが、ここでは初めてコンタクトをとる体(てい)で自己紹介をします。
とにかくわかりやすく、怪しくならないようにしてください。爽やかに、太陽みたいに明るく!!
③どんな情報を、どれくらいの頻度で配信するのか
①ビジネスに役立つ情報を週に1回・毎月4回配信します
②はなまるで使えるお得なクーポンなどを隔週でお届け
③季節ごとに変わるボナパティの絶品メニュー情報を配信
登録→即ブロックを避けるためにも「アカウントをフォローしておくメリット」をしっかり伝えましょう。あなたが情報発信するコンセプトを伝えて、ターゲットの胸を一撃必中で撃ち抜いてください。
LINEが公式に発表しているデータでは「週に1回、月に4回」がブロックを避けるという意味でも最適な数字とのこと。頻度については業種や業態によってもかなり変わってくると思いますので、トライ&エラーを繰り返してベストを探ってください。
④登録ありがとうプレゼント
①登録した方のみが見られる情報満載な動画をプレゼント(URL)
②初回登録の方に限りファーストドリンク一杯サービス(クーポン)
③ボナペティオリジナルのコースターをプレゼント(物品)
登録者限定で受け取ることができるプレゼントを用意しましょう。
飲食店などは「ファーストドリンク1杯サービス」や「お会計10%オフ」などがわかりやすくベターです。
プレゼントと言っても必ずモノである必要はありません。適当な物がない場合はモノでももちろんOKです。
またプレゼントがあることで、登録してもらうためのハードルが一気に下がります。プレゼントが有益であればあるほど、そこから紹介なども生まれることもあるでしょう。
しっかりと戦略をもってプレゼントまたはクーポンをつくってください。
⑤行動を促す
①YouTubeチャンネルに登録してください
②初回クーポンの使用期限は○○までとなっております
③オリジナルコースター持参で毎回ドリンク10%オフ
これはやり方によってうざがられるので、入れても入れなくてもいいと思います。
ただ、さきほどのプレゼントが有益なものであることが伝われば、ここでするお願いが通る可能性は高いです。複雑なお願いは避けて、登録者にもメリットがあり、かつわかりやすい行動を促してみましょう。
⑥クロージング
①それでは引き続きよろしくお願いいたします
②お店で会えることを楽しみにしています
③あなたの大切な時間をボナペティで……
終わりよければすべてよし、という言葉があります。最後の印象ってなんだかんだ大切。
後味が悪くならないように丁寧にクロージングしてくださいね。
⑦絵文字や顔文字を使う
①このたびはご登録ありがとうございました😁
②当社のLINE公式アカウントをフォローしていただき、ありがとうございます(^_^)
③数あるLINE公式から選んでいただき感謝申し上げます🌼🌸🌺
これ意外とやらない人も多いですけど、必ずどこか一箇所でもいいので、絵文字または顔文字を入れることをおすすめします。
なんだかんだ絵文字や顔文字ってコミュニケーションツールとして、有益なんですよ。もはやこれが入ってない文章って固すぎるイメージしか与えませんもの。
もちろんイメージやブランディングにそぐわない場合であれば、使う必要はありませんが……ただどうしても距離感を感じちゃう。
いまはそれほどイメージを壊さないデザインの絵文字もありますので、アクセントとして使ってみてください。
ワサビのない寿司、福神漬のないカレー、ケチャップのかかっていないオムライス……みたいなものです。
飲食店のLINE公式アカウント運用のヒント【あいさつメッセージの設定時に入れるべき7つの項目】例文あり
デフォルトのあいさつメッセージがこちら
これが正解!!
というモノはもちろん存在しませんが、最低限のところは押さえておくべき。
まさか、初期設定のままで運用してませんよね!?
もしデフォルトのままでお客さんに届けているようであればビジネスマン失格と言っても過言ではありません。
あなたのほとばしる熱い思いを込めて、いま一度あいさつメッセージを見直していただければ幸いです。
またこれから始める方には、今回紹介した7つの項目を参考にしていただければ幸いです。
YouTubeもチェック!
内容はすこし相違するところもありますが、お伝えしていることはほぼ同じです。
文章が苦手な方は動画でどうぞ。