金誠舘で開催される日本酒イベントの案内チラシを制作
南魚沼市「金誠舘」さんで開催されるイベントのチラシ制作を担当させていただきました。
記録として、どのような流れでデザインしたのかを残しておきたいと思います。
まずはヒアリング
WEBでもチラシでも何でもそうですが、つくるからにはそこに「目的」がなければ成立しません。
制作物にとりかかる前に、そのあたりについてしっかりとヒアリングしておく必要があります。
クライアントと密なコミュニケーションがとれていれば、それだけでいい制作物が仕上がる可能性が増します。
イベントにご案内するチラシですから目的といえば「たくさんの方に来場いただき、束の間の時間を楽しんで帰ってもらう」に尽きるわけです。
雪解けの宴=コロナ禍終宴
いよいよマスクの制限も緩和されるということで、いよいよコロナ禍も終焉を迎えようとしている……はず。
そういう意味でもひとつの大きな雪解けのタイミングを迎えようとしているのではないかと考えました。
3月10日のイベントということで、ちょっとだけ気が早い気もしますが春の訪れを感じる時期でもあります。
コロナ禍が終わりを迎えようとしているという意味での雪解け
と
雪国に春が訪れようとしている文字通りの雪解け
ふたつの意味をかけて『雪解けの宴』というイベントタイトルを付けさせていただきました。
雪が解けて川になって流れていきます
そしてこちらのメインとなるデザインについて。
そのまんまっちゃーそのまんまなんですが、雪が解けて水になって、その水がお酒になる……という流れを四コマ漫画のように縦方向に表現してみました。
日本酒の原材料って、水と米ですからね(と米麹)。
米も結局、水で味が決まります。
だーかーらー、日本酒づくりにおいて水というのはまさに生命線。
酔っ払う水(雪)を呑んでるようなものですから。
一升瓶の撮影は…
・鶴齢
・八海山
・玉風味
ちゃんとそれぞれ購入して撮影しました。
一升瓶って撮影するのが難しいのでカメラマン泣かせといわれてる代物。
ご覧いただくとわかる通り、瓶って反射するから写り込みが出やすいんです。
この写り込みをいかに減らして一升瓶の存在感を高めるのがポイント。
存在感出てますかね。
ということであらためましてご案内
【3月10日(金)〜金誠舘〜雪解けの宴】
「酒はつくられた土地の食材と最も相性がいい」
酒好きの方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
いろいろな見解があると思いますが、やはりキーワードは「水」ではないでしょうか?
2,000mを超える魚沼の山々に降り積もった白雪
毎年必ず眺める景色ですが、何度見ても飽きることはありません。
その雪が春の訪れとともにとけ、岩清水となり流れ出し、酒造りの際に仕込み水として使われます
また長い年月をかけてしみ出した清水は小川になりやがて田畑を潤します
雪解け水でつくられた日本酒と、雪解け水で育った食材たちの相性が悪いわけがありません。
たっぷりの愛情で育てられた魚沼食材をシェフが心を込めてフルコースに
そこにあわせるのはもちろん地元酒蔵のお酒。
新潟美醸主宰の村山和恵さんによる日本酒の知識をツマミに、美酒に酔いしれましょう。
いよいよ雪解けの季節がやってきました
一緒にお祝いしませんか?
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日付 令和5年3月10日(金)
時間 18:00〜開場 18:30〜開宴
料金 15,000円(税込)
予約 025-772-2377 完全予約制
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